「歌わない子」が本気になる!合唱でクラスが一つになる3つの秘策

学級経営

はじめに

合唱コンクールの練習でよくあるのが、

  • 男子がふざける
  • 真面目に歌わない人がいる
  • 実行委員にだけ負担が集中する

気づけば不満が

クラスにあふれて、

「団結」どころか

「絆が壊れる」ことも…。

私自身も新任の頃、

まさにこのパターンに悩まされました。

「せっかくの合唱なのに、このままじゃクラスがバラバラで終わってしまう。
 どうにかして子どもたちを一つにしたい!」

そう思い、

私は合唱を

“仲間づくりの教材”

として

本気で向き合うことを決めました。

うまくいかなかった過去

作戦もなく始めてしまったとき、

男子はふざけ、

真面目な子はイライラ。

実行委員ばかりが疲れて、

雰囲気はどんどん悪化…。

なんで合唱コンクールなのに、

 クラスが崩れていくんだろう

そんな苦い経験をしました。

新しい考え方に気づく

そこで私は、合唱を

“歌の練習”

としてだけでなく、

“仲間を育てる取り組み”

として位置づけるようになりました。

具体的には、

次の3つを意識して取り組みました。

  1. どんな仲間になりたいかを考える
  2. 陰で努力している仲間の存在に気づかせる
  3. 仲間の思いを共有し、仲間に届ける歌にする

実際の取り組みと効果

1.どんな仲間になりたいのかを考える

取り組みの前に、

「合唱を通して自分たちは

 どんな仲間になりたいのか」

「逆に、どんなクラスには

 なりたくないのか」

を考えさせました。

私はまず学級通信で、

合唱に込める思いや願いを伝え、

その後大きな円をつくって

子どもたち一人一人に語らせました。

これは自分への誓いであり、

 仲間への約束だよ」と。

2.陰で努力している仲間の存在に気づかせる

合唱は歌う人が目立ちますが、

指揮者や伴奏者は

もっと前から努力を積み重ねています。

伴奏者が生活ノートに書いていた

練習の思いを、

本人の許可をもらって

みんなに読ませました。

すると

そんなに頑張っていたのか!

と仲間の気持ちに気づき、

その人を悲しませたくない

と自然に行動が変わっていきました。

3.仲間の思いを共有し、仲間に届ける歌にする

実際にあったことです。

私のクラスの伴奏者は

ピアノがあまり得意ではなく、

練習中に合唱が止まってしまう

ことがありました。

雰囲気も悪くなり、

クラスに不安が募っていました。

そんな時、その子が

生活ノートにこう書いてきました。

「私がうまく演奏できずにクラスの空気を悪くしてしまった。

本当に申し訳なくて、今も不安でいっぱい。

でも、みんなが最後まで歌ってくれる声を聞くと、とても励まされました。」

合唱練習前、

クラス全員で手を繋いで円を作り

伴奏の子に許可を取って

この文章を読んでもらいました。

普段ふざけていた男子も

真剣に耳を傾け、

読み終わった後には

温かい拍手と笑顔で包まれました。

その瞬間、

子どもたちの歌は変わりました。

歌に

仲間の思い」が乗り、

私自身も

胸が熱くなる合唱になっていったのです。

合唱で子どもが、クラスが変わった

伴奏者の不安は

クラス全員で支え合いに変わり、

「仲間のために歌う」

気持ちが生まれました。

子どもたちは

「仲間の存在を感じながら取り組む」

大切さを体験できたのです。

あなたにもできます!

これは特別な魔法ではありません。

  • 仲間になりたい姿を言葉にする
  • 陰の努力を見える化する
  • 仲間の思いをクラスで共有する

この3つを意識するだけで、

どんなクラスでも

団結力はぐっと高まります。

さいごに

もし今、

合唱練習でクラスがまとまらず

悩んでいるなら、

まずは

「どんな仲間になりたいのか」

を子どもたちと

話し合ってみてください。

合唱は単なる行事ではなく、

仲間づくりの

絶好の機会です!

子どもたちの

心に火をつけるのは

先生の一言と

仲間の思いをつなげる仕掛けです。

あなたのクラスでも

たくさんの想いが込められた

幸せな歌声が響き渡ることを

心から祈っています✨

やってみよう!

例)「合唱コンクールの取り組み方がわかりました!」

例)「子どもの思いを共有できるようにがんばります!」

画像をタップして入力してください↓
30秒で終わります!

公式LINEのトーク画面から
アウトプットをしてみてください!

すきま時間でできる内容なので
よかったら聞かせてください!
行動に移す習慣づけにも◎

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

ざっきー

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