はじめに
「私は悪くない!」
「でも、○○だから…」
クラスでこんなふうに
食い下がってくる子、いませんか?
私のクラスにも、何人かいます。
こちらは正しいことを
言っているはずなのに
子どもは「でも…」「だって…」
と繰り返し、
最後には私自身が
感情的になってしまう…。
結果として、
関係がギクシャクして
しまうことがよくありました。

「正論でねじ伏せてもダメなんだ」
私はある時、
「正論をぶつけても
絶対響かない」
という事実に気づきました。
むしろ、
子どもが余計に意固地になり、
信頼関係が壊れてしまう…。
だから私は、
勝ち負けではなく
“気づきを促す”関わり方
に切り替えることを決めました。

関係がこじれた苦い経験
ある時、
子どもが明らかに悪い状況で
「おれは悪くない」
と言い張ったことがありました。
私は「どう見てもあなたが間違ってるでしょ!」
と何度も指摘しました。
すると子どもはますます反発し、
顔をそむけ、
会話も拒絶…。
後味の悪さだけが残り、
その後の関係づくりにも影響しました。

「言い訳の裏側」にある本音
そんな経験を重ねて気づいたのは、
言い訳ばかりの子の多くが
こんな気持ちを抱えているということです。
- プライドが高く、“負け”を認めるのが怖い
- 自分の立場を必死に守ろうとしている
- 「自分は悪くない」と思わないと、不安で仕方ない
つまり、
「言い訳」は心の防御反応
なんです。
だから、
頭ごなしに否定しても
響かないのは当然ですよね。

私が実践している3つの対応
では、どう関わればいいのか。
私が効果を感じた
対応のコツは、次の3つです。
①気持ちを十分に引き出す
まずは
「そう思ったんだね」
と受け止め、
子どもに存分に吐き出させます。
「とにかく自分の気持ちは
聞いてもらえた」と感じるだけで、
次の話が入りやすくなります。
②視覚情報を使う
言葉だけでなく、
図やイラスト、
関係図を紙に書いて
説明してあげます。
頭の中で整理できない子も、
絵や文字にすることで
冷静に理解できることがあります。
私のクラスの情緒の発達障害の子には
この方法がよく効きました!
③別の例え話で客観視させる
「もしあなたが
この立場だったらどう思う?」
と置き換えて考えさせます。
意地になって
「別にどうも思わんよ」
と返す子もいますが、
淡々と客観的にどう見えるのかを
伝えるだけで十分です。
子どもが変わり始める瞬間
この3つを意識するだけで、
あんなに言い訳ばかりだった子が、
少しずつ自分の非に
気づけるようになってきました。
「言い訳をやめろ!」ではなく、
「気づきを促す」
というスタンスに変えるだけで、
関係が驚くほど楽になったんです。
どのクラスでも使える考え方
この方法は
特定の子に限らず、
どの学級でも活用できます。
大事なのは
「先生が勝つ」ことではなく、
「子どもが自分で気づく」こと。
その繰り返しが、
信頼関係の積み重ねになっていきます。
まとめ
次に
「でも、だって…」
と言い張る子がいたら、
深呼吸してこう考えてみてください。
「この子は自分を守ろうとしているだけ」
そう思って関わると、
先生自身の心も楽になり、
子どもにとっても
安心できる関わりになります。
やってみよう!
例)「気持ちを受け止めてあげれてなかったです。」
例)「立場を変えて考えさせること、大事だと思いました!」
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すきま時間でできる内容なので
よかったら聞かせてください!
行動に移す習慣づけにも◎
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
ざっきー
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