声が大きくてトラブルが絶えない… みんなから「うるさい!」と言われる子の行動心理と対応策

個別対応

はじめに

先生、あいつほんとうるさい!

クラスでよく耳にする

言葉じゃないでしょうか?

声の大きい子がいると、

どうしてもトラブルが絶えず、

雰囲気も乱れてしまいますよね。

私も新任の頃、

この問題にとても悩まされました。

このまま放っておいたら、

 あの子はクラスで浮いてしまう。

 どうにかして関わり方を変えなければ…

そう思い、

真剣に取り組むことを決めました。

うまくいかなかった過去

最初は

声が大きいのは

 良くないことだよ

と注意するばかり。

でも、何度言っても直らず

むしろ周りから

うるさい!

と責められて、

本人は

なんで自分だけ怒られるの?

と落ち込むばかり…。

このままでは

逆効果だと痛感しました。

新しい視点

そこで考えを変えました。

“声が大きい”

という行動の裏には、

必ず理由があるはずだ、と。

調べてみると、

  • ボリューム調整が苦手
  • 耳が聞こえにくい

といった身体的要因だけでなく

心理的な要因

がとても大きいことに

気づきました。

「かまって欲しい」
「仲間外れにされたくない」
「自分の話を聞いてほしい」

実は、

そんな気持ちの裏返しで

声が大きくなっていることが

多いのです。

実践での取り組み

そこから私がやったのは3つ。

  1. 心理的背景を理解する
    「どうして大きな声を出したのか?」とその子の気持ちに目を向けました。
  2. 周りの子の気持ちを理解させる
    図やイラストを使って「あなたの声が大きいと、周りはこう感じるんだよ」と視覚的に伝えました。
  3. 別の関わり方を教える
    「声を大きくする」以外にも、近くの子に小声で話しかける、タイミングを見て「ちょっといい?」と声をかけるなど、具体的な代替手段を練習しました。

子どもが変わり始めた

すると少しずつ、

今の声大きかった?

と気にするようになったり、

小さい声でも聞いてくれた!

と嬉しそうに報告してきたり。

周りの子も

最近は前より

 うるさくなくなったね

と言うようになり、

トラブルの数も

目に見えて減っていきました。

誰でもできる!

これは特別な指導技術ではなく、

どの先生でもできることです。

大事なのは、

  • 背景にある気持ちを理解すること
  • 周囲の視点を伝えること
  • 新しい関わり方を一緒に練習すること

この3つを意識すれば、

声が大きくて

トラブルになりやすい子も

少しずつクラスに馴染んでいけます。

さいごに

もし今、クラスに

声が大きくて困る…

という子がいるなら、

今日からこの3つを

意識してみてください。

うるさい!

と排除するのではなく、

みんなとつながりたい

という

その子の気持ちに寄り添っていく。

それが、

先生にしかできない

最高のサポートです。

やってみよう!

例)「心理的な要因に目を向けたことがありませんでした…」

例)「別の手段でコミュニケーションが取れるように一緒に考えてみます!」

画像をタップして入力してください↓
30秒で終わります!

公式LINEのトーク画面から
アウトプットをしてみてください!

すきま時間でできる内容なので
よかったら聞かせてください!
行動に移す習慣づけにも◎

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

ざっきー

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