はじめに
「どうしてあの子だけは
言うことを聞いて
くれないんだろう…」
「トラブルを起こす子さえいなければ
クラスはまとまるのに…」
担任をしていると、
そう感じてしまうこと
ありませんか?
私自身
これまで担任をしてきた中で
まさにそんな“ヤンチャな子”たちと
向き合ってきました。
- 全女子を掌握する女の子のボス
- 衝動的な行動が多い情緒学級の男の子
- ヤンキーや暴走族に憧れる男の子
- 暴言や暴力が絶えない子
- 警察のお世話になったことのある女の子
細かく挙げればキリがありません。
しかも、背景には
- 学力最下位層
- 要保護・準要保護家庭
- ひとり親家庭の多さ
といった地域的な課題もありました。

私がたどり着いた答え
そんな子どもたちと
一緒に生活をする中で
私がたどり着いた結論があります。
それは
「ヤンチャな子を軸に学級経営をする」
ということです。
なぜなら、クラスの雰囲気は
「空気を読む子」よりも
「空気をつくる子」によって
大きく左右されるから。
そして、
その“空気をつくる子”こそ
ヤンチャな子なのです。

学級経営が崩れそうになったあの日々
私も最初は
このことが全くわかりませんでした。
どの子も平等に
接しているつもりでも
ヤンチャな子の行動ひとつで
クラス全体が乱れる。
逆に、
その子が楽しそうにしていると
雰囲気が一気に明るくなる。
にもかかわらず、
私はその子に
どう関わればいいのかわからず、
言葉の一つ一つに
自信をなくしていきました。
やがて子どもたちの
気持ちも離れていき、
学級崩壊する夢まで
見るようになったのです。

“誰一人取り残さない仲間づくり”という視点
そんなときに気づいたのが、
「誰一人取り残さない仲間づくり」
という視点でした。
人権教育や
UD(ユニバーサルデザイン)の
考え方を取り入れ、
- 自分らしくいていいと安心できる居場所
- 「助けて」と言える関係づくり
をクラスの軸に据えることにしました。

ヤンチャな子を支えたときに起きたクラスの変化
ヤンチャな子を軸に、
「安心できる環境」と
「前向きな行動を支える関わり」を
意識した途端、
クラスは変わっていきました。
トラブルを起こしていた子が
少しずつ安心して過ごせるようになり、
時には
仲間を支える側に
回るようになったのです。
その変化はクラス全体に広がり、
雰囲気は穏やかに。
「誰も取り残されない」仲間づくりが
学級の根幹になっていきました。

学級経営は「空気をつくる子」への関わりで決まる
そして気づきました。
学級経営とは
「全員を平等に見ること」
ではなく、
クラスの空気を握る子への
関わり方で決まるということ。
授業を成立させる力も、
学級のまとまりも、
その土台にあるのは学級経営。
若手の先生こそ、
最優先で学ぶべきは
「学級経営」だと強く感じています。

若手の先生こそ学級経営を最優先に学ぶべき理由
学級経営がうまくいかない
若手の先生の多くは、
「何を語ればいいのかわからない」
「何を大事にすればいいのかわからない」
と迷い、
表面的な指導しかできなくなります。
でも、
「ヤンチャな子を軸に」
「誰一人取り残さない仲間づくり」
をクラス経営の軸に据えるだけで
迷わなくなります。
それが
“ブレない学級経営”
につながるのです。

まとめ
学級経営の土台は
テクニックではありません。
ハートです。信頼関係です。
「どうせわかってもらえない」
と思っていた子が、
信じて寄り添ったときに
少しずつ心を開いてくれる。
その積み重ねがクラスの空気を変えます。
明日から、
クラスの“空気をつくる子”に
目を向けてみませんか?
その子に安心を与え、
前向きな行動を支える。
それだけで、
クラスは自分で走り出すようになります。
やってみよう!
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最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
ざっきー
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