はじめに
「また席を立った…」
「なんでじっと座ってられないの?」
クラスに一人は、
授業中に自分の席に
いられない子がいますよね。
中には
教室から飛び出してしまう子
もいて、
他の子どもたちからも
「あいつなんなん」「変なの」
と見られてしまうことがあります。
担任としては、
授業の流れが止まり、
周囲の目も気になり、
つい強く言いたくなる場面です。
私のクラスにも、
同じような子がいました。
「ちゃんと座って授業を受けさせたい」
そう思って、
最初は厳しく注意を
繰り返していました。

否定の声かけが、子どもとの関係を壊す
「座っていないとダメでしょ!」
「落ち着きがないよ!」
そんな否定的な
声かけを続けていると、
子どもは次第に慣れてしまい、
全く響かなくなっていきます。
さらに悪いことに、
校舎内を逃げ回るようになり、
私も追いかける羽目に…。
授業どころではなく、
関係もギクシャクしてしまいました。

“聞いているふり”が大逆転のヒントに
そこで考え方を変えました。
「正しい姿勢を強制するのではなく、ハードルを下げて“できそう”を増やせばいいんじゃないか?」
その時に試したのが、
例えば
「話を聞いているふりをしてごらん」
と個別に助言すること。
すると子どもは
「え?」
という反応をしましたが、
実際に“聞いているふり”をすると、
静かに座っている状態
になります。
そうすると、
結局話が耳に入ってきて、
自然と学習に参加できるんです。

褒めるタイミングでクラスの空気が一変
さらに工夫として、
- 離席したい時に使えるカードを作る
- 砂時計を机に置いて「座る時間」を見える化する
といった仕掛けも取り入れました。
そして一番効果的だったのは
周りを巻き込む声かけ。
立ち歩く子が
“聞いているふり”をしていたときに
あえてクラス全体に伝えました。
「みんな、〜くんの姿勢で聞くんだよ!」
いつも注意されていた場面で
褒められたその子は、
表情がパッと明るくなりました。

「できる!」経験が子どもの自己肯定感を育てる
その日から、クラスの雰囲気も
少しずつ変わっていきました。
「またかぁ」と
うんざりしていた子どもたちが
その子に対して
「お!できてるやん!」
と自然に声を
かけられるようになったのです。
その子自身も、
「自分はできない子」
ではなく
「先生や友達に褒められる存在」
だと実感できるようになり、
自己肯定感も高まっていきました。

離席だけじゃない!やる気が出ない子にも効く方法
この工夫は、
離席だけでなく
“わかってはいるけどやる気が出ない子”
にも使えます。
ユーモアを交えて
「できそう」
に変える工夫をすることで、
子どもは自然と
行動を切り替えやすくなります。

今日から「座りなさい!」をやめてみよう
もしあなたのクラスに
「席を立ってしまう子」
がいるなら、
今日から
「座りなさい!」
ではなく
「聞いてるふりしてごらん」
と伝えてみてください。
否定ではなく
“工夫”で子どもは変わります。
そして、
クラスの空気も必ず変わっていきます。
やってみよう!
例)「聞いているフリは、新しい視点でした!」
例)「明日からやってみます!」
画像をタップして入力してください↓
30秒で終わります!

公式LINEのトーク画面から
アウトプットをしてみてください!
すきま時間でできる内容なので
よかったら聞かせてください!
行動に移す習慣づけにも◎
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
ざっきー



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