はじめに
授業で
「質問ある人?」「意見を言える人?」
と問いかけても、
シーンと静まり返る教室。
「もっと積極的に参加してよ!」
と感じること、多いですよね。
子どもたちが発言しないのは、
決してやる気がないから
ではありません。
私も最初は、
「なんで誰も発言しないんだ!」
「やる気ないのかこの子たち」
と考えていたのと同時に、
「自分のやり方が悪いんだよな」
と自分の不甲斐なさに
苛立ちを感じていました。
「このままではダメだ。子どもたちが安心して自分の考えを出せるクラスにしよう」
とそう決意し、
試行錯誤し始めました。

発言を強要すると逆効果
「どんどん意見言っていこう!」
「なんで言わないの?」
そんなふうに指名しても、
子どもたちはますます固まってしまう。
「どうせ笑われるんでしょ…」
「間違えたら恥ずかしい…」
そんな不安が、
子どもたちの口を閉ざしている
ことに気づかされました。

“心理的安全性”をつくるという発想
大事なのは、
子どもが安心できる環境
をつくることでした。
「教室は、間違うところなんだ」
「失敗しても大丈夫」
そう伝えることで、
子どもが少しずつ
声を出せるようになっていきました。
また、普段から
人のことを馬鹿にする
ような雰囲気があれば、
それを改善していくことで
少しずつ発言できる子が増えていきます。

「間違いも価値がある」と伝えると変わる
私はよく、学級開きで
『教室は間違うところだ』
という絵本を使って、
「教室の中は間違えていい場所で、たくさん失敗するから成長していけるんだ」
ということを子どもたちと確認します。
また、普段の授業で
「いい間違いだったね。みんなが考えるきっかけになったよ。」
そう肯定すると、
子どもは
「どんどん発言していいんだ」
と思えるようになります。
さらに、発言の少ない子に
「◯◯さんはどう思う?」
とさりげなく意見を拾っていく。
その一言で、
「自分の考えを大事にしてくれている」
と感じ、
クラス全体の発言量
がどんどん増えていきます。

クラスに生まれる“安心と活気”
「間違っても大丈夫」
「自分の意見が役に立っている」
そう思えた瞬間、
子どもたちは一気に
積極的になります。
発言が活発になり、
授業は子ども主体で進むようになり、
クラスに活気と安心感が
広がっていきます。
そういう雰囲気を作っていくためには
まずは教師の
「失敗」に対する考え方
を変えていかなければなりません。
教師が子どもの失敗に対して
すぐに怒ったり
厳しく指導するようでは、
どれだけ口で伝えても子供は
「失敗したら先生に怒られるかもしれない」
と間違いを恐れてしまいます。
クラスの雰囲気は、
教師の考え方一つ
で変えられるんです!
誰でもカンタンにできる
声の掛け方として
「ナイストライ!」
がおすすめです🎵
私の体育の授業では
必ずミスした時に拍手と
この掛け声をさせています!
まずは先生からたくさん子どもに
「ナイストライ!」
と励ませるようにしていきましょう!

すぐにできる3つの工夫
- 「間違ってもいい」と授業の最初に必ず伝える
- 子どもの“間違い”を肯定的に拾う
- 発言が少ない子の意見を教師が意識的に拾う仕組みを入れる
これを徹底するだけで、
どんなクラスでも
発言量は確実に増えていきます。
「子どもが発言しないのは、
自分に自信がないから」
だからこそ、
先生の一言が
子どもの背中を押します。
明日の授業から
「間違い大歓迎!」
と伝えてみませんか?
そこから、子どもたちが
積極的に学び合うクラスが始まります。
やってみよう!
例)「子どもたちに話してみます!」
例)「ナイストライ!を口癖にしていきます!」
画像をタップして入力してください↓
30秒で終わります!

公式LINEのトーク画面から
アウトプットをしてみてください!
すきま時間でできる内容なので
よかったら聞かせてください!
行動に移す習慣づけにも◎
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
ざっきー



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