学級崩壊の芽をつまむ!授業に参加しない子どもを“置き去りにしない”学級経営

学級経営

はじめに

・タブレットを離さない
・教科書を開かない
・体操服を持ってこようとしない

あなたのクラスにも、

こんな子どもはいませんか?

こうした子どもが増えていくと、

授業規律が乱れ、

やがては学級崩壊へ…。

そうなる前に

「芽」を摘んでおくこと

が大切です。

でも現実には、

子どもを何十人も

抱えている担任にとって、

一人ひとりに丁寧に

時間をかけるのは正直難しいし、

「どうしたらいいのか分からない…」

そんな気持ち、痛いほど分かります。

そこで、担任一人で抱え込まず、

次の4つの視点で考えてみましょう。

1.担任の支援

まず大切なのは、

授業中ではなく

隙間時間を活用して

気持ちを引き出すこと

休み時間や放課後に

“その子が授業に

参加できない背景”

に耳を傾けます。

ここで大切なことは、

“先生の都合で話さないこと”

「授業に出ないと困る」
「他の子が真似したらどうする」

これは子どもからすると

「先生のためでしょ?」

としか思えません。

大事なのは、

“子どもの困り感”を引き出すこと。

たとえば…

  • 「授業が分からないからその場にいたくない」
  • 「分からないことを友達に知られたくない」
  • 「家庭での不安で気持ちが落ち着かない」

背景を知れたら、

「どうしたら授業に

 参加しやすくなるか」

を一緒に考え、

小さな約束をつくります。

準備は大変ですが、

その積み重ねが

担任としての大切な支援

になります。

2.クラスの力を使う

教師一人で全てを見るのは

不可能。

だからこそ、

クラスの仲間の力を借ります

私は「班」を単位に

学級経営をしています。

困り感のある子に対して

支えられるメンバーを

班に配置し、

班長にはこう伝えます。

「自分のことができるのは当たり前。班の仲間が“学校って楽しい”と思えるように気を配ろう」

日常生活の中で

支え合う姿が見られたら、

具体的にフィードバック。

「〜さんが分からないところを教えてくれたから、〜さんが楽しそうにしていたよ」

これを繰り返すと、

「友達を助けるのって気持ちがいい!」

という感覚が広がり、

自然と支え合う文化

が根づいていきます。

3.他の教員と連携

若手の先生ほど

「対応の引き出し」

は少なくなりがちです。

だからこそ、

困り感を引き出せたら、

同僚や管理職に相談しましょう。

「授業に参加するためにこういう工夫が必要だと言っているんですが、良い方法ありますか?」

そう聞ければ、

教材を紹介してもらえたり、

授業に協力してもらえたり、

一人では気づけないアイデアが

得られるかもしれません。

他の先生を頼ることに

抵抗がある先生が多いですが、

一人でやろうとしてパンクされるより

1億倍マシです。笑

というか、相談されて

嫌な気持ちになる先生は

いません。

それに、

関わる大人の数が増えれば、

子どもの小さな成長に

気づく人も増え、

子ども自身が

「学校って悪くないかも」

と思えるきっかけになります。

4.保護者と連携

最後に大切なのが

保護者との協力

授業に参加しない子の保護者は、

学校から良い報告を

もらう機会が少なく、

不安や孤独を

感じていることが多いです。

だからこそ、

小さな成長を見つけて

伝えることが効果的です。

「授業が分からなくて苦しかった気持ちを聞けたので、こんな工夫をしたら頑張れる姿が見えました」

そんな前向きな報告をすると、

保護者は

「先生は子どもをよく見てくれている」

と安心します。

さらに家庭でも

子どもを応援してくれる

ようになります。

まとめ

授業に参加しない子を

「置き去り」にすると、やがて

クラス全体の雰囲気に

悪影響が出ます。

だからこそ、担任一人で背負うのではなく、

  1. 担任として気持ちを引き出す
  2. クラスの仲間の力を使う
  3. 他の教員と連携する
  4. 保護者と協力する

この4つの視点で

「芽をつむ」ことが大切です。

授業に参加しない子への支援は、

決してその子のためだけ

ではありません。

クラス全体を温かく成長させる

“仲間づくりの学級経営”

につながっていきます。

やってみよう!

例)「子どもの話をよく聞こうと思います。」

例)「他の先生にも協力をお願いしてみます!」

画像をタップして入力してください↓
30秒で終わります!

公式LINEのトーク画面から
アウトプットをしてみてください!

すきま時間でできる内容なので
よかったら聞かせてください!
行動に移す習慣づけにも◎

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

ざっきー

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